Macでも!カンタン・便利に画像管理
PlayMemories Homeを使ってみよう(2022年6月16日更新)
ソニーから無料で提供されている PlayMemories Home は、元々 Windows のみ対応のソフトウェアでしたが、 2016年1月 Mac にも対応し、その後、数回のアップデートを経てきましたが、2022年現時点ですでにMac版は更新が終了しています。
そしてついに…
Mac版 PlayMemories Home
ダウンロード終了
とのアナウンスがされたのですが、まだまだ需要があるのか、2022年6月の時点でもダウンロード可能な状態が続いています。
本記事を作成した当時は MacOS 用の解説がまだまだ少なかったため、存在を知ってもらおうとしたのが目的でした。
Mac で PlayMemories Home を使ってみましたレポートとして長らくご愛顧されてきましたが、もうそろそろ役目を終えても良いのでは?と思ったのですが、公式が延長するならこちらも記事内容を更新し、最新の情報を盛り込んで再発信しなくてはと考え、2022年6月、加筆と修正を行いました!
Mac版 PlayMemories Home の解説として、これからもお役に立っていければ何よりです。
macOSのバージョンについて
ここで大事なお知らせです。
PlayMemories Homeは macOS Catalina 10.15 以降で使用することができません!
これはインストール後にOSをバージョンアップさせても同様で、きちんと公式にも書いてあります。
Mac版の PlayMemories Home は、OSのバージョンを上げていない(上げられない)Macをお持ちの方のみ、使えるソフトウェアとなっているので要注意です!
PlayMemories Homeをインストールしよう
すでに長いことビデオカメラを購入してもソフトウェア CD-ROM は付属しなくなっており、 PlayMemories Home を利用するにはソニー公式ページより、プログラムファイルのダウンロード&インストールをする必要があります(つまりインターネット環境をお持ちでない場合は使用できない)。
あらかじめダウンロードとインストールをしておくこともできますので、まだ持っていない方、すぐ使う予定がない場合でも、さっそくダウンロードしてしまいましょう。
PlayMemories Home のダウンロード
(公式ページへのリンク)
ダウンロードしたらファイルを実行しましょう。写真のように「ようこそ」が表示されます。
使用許諾契約書に同意します。
プライバシーポリシーに同意します。
インストール先を変えない場合はそのまま進んで下さい。
パスワードを求められたら都度入力をします。
拡張機能がブロックされた場合は、「セキュリティとプライバシー」の項目で「許可」を行ってください。
インストール後、Macを再起動させて完了です。
スクリーンショットを交えましたが、そこまで詳しく説明する必要が無いほどカンタンでした。
PlayMemories Homeを起動してみよう
Finder よりアプリケーション内にある PlayMemories Home を起動してみましょう。
その際、ビデオカメラを繋いでいると「機器認証」が行われます(※1)。
その後ビデオカメラ内の動画や静止画のデータを取り込む画面が起動します。
※1 機器認証について
PlayMemories Home はインストール後の状態では使用できる機能が限られています。
ビデオカメラやデジカメといった、対応のソニー製品で「機器認証」を行うことで、便利な機能が追加されます。
例えば DVD や Blu-ray ディスクの作成や、ビデオの切り出しや結合などのかんたんな動画編集も行えるようになります。(※2)
Win版では何ができるようになったか詳しく表示されますが、Mac版は特になく…。
機器認証のための操作はPCとUSBで繋ぐだけですが、詳しくはソニーのサポートをご参照ください。
機器認証の概要(公式ページが開きます)
※2 追加機能について
機器認証することで、PlayMemories Home に新しい機能が追加されます。ただし、認証時に繋いだカメラや Windows/Mac によって、使える機能が異なるようです。
基本的にWindows版のほうがやれることが多く、Mac版ではDVD/Blu-ray ディスクの作成機能はありません。
Macで動画を取り込むならこれ!
本記事を作成時は PlayMemories Home での取り込みは推奨しませんと断言していましたが、取り込み時の自動動画変換が強制ではなく設定できるようになっていましたので、
このように【設定】の【ビデオの変換】の項目を参照し、一番下の 自動変換しない に変更することを推奨します。
ご安心ください、変換は後から手動で行えますよ!(下の画像参照)
こちらは以前の情報ですが、iMovieを使っての取り込みでも良いでしょう。
そこでオススメの動画取り込みはコレ。
結局 iMovie を使いますが、下画像のボタンから取り込みを行う方法です。
この方法だと無駄なファイル変換が行われず、ビデオカメラのデータを単純にコピーするだけなので、データの移動時間のみで作業が終わります。(撮ったままの生のデータは MTS というファイルです)
取り込み状況はビデオカメラのデータ階層と同じで、指定した場所の階下にそのまま取り込まれます。
MOV ファイルを扱いたい場合は(ファイル容量が大きなMOVが作成されますが)通常通り取り込み作業を行い、 MOV が不要な場合はこちらの方法で行いましょう。
そして取り込んだ後の再生は、高画質な MTS ファイルが扱える PlayMemories Home で行えば良いのです。
ここまで以前の情報
画像切り出し機能が便利
PlayMemories Home には iMovie にも負けない便利な機能があります。それが画像切り出しです。スクリーンショットを使わずに画像の切り出しがとってもカンタンに行えます。
アイコンの名前が「ビデオの切り出し」となっているので、もちろんビデオの切り出しも行えます。同じツールで静止画像の切り出しも行えるのです。
やり方はまずはツールからビデオの切り出しを選択して、切り出したい場面のある動画をドラッグして次に進みます。
あとは「ビデオから写真を保存」ボタンで、好きな場所を画像に保存できます。とっても簡単ですね。
かんたんなビデオ編集もOK
有償の編集ソフトではないので高度なことはできませんが、切って貼ったり文字を入れたりなど、かんたんな編集も行えます。
不必要なシーンをカットしたり、BGMを追加したり、スローモーションや倍速にもできたりします。なかなか使えるやつなんです。
編集し終えたらMP4に書き出して、スマホなどでも楽しんじゃいましょう!
最後に
Mac には iMovie や iPhoto といった強力なソフトウェアがありますが、 PlayMemories Home でも動画も写真も管理できたり、ちょっとした編集もできたりしちゃいます。画像の切り出しならとってもカンタンに行えます。
撮影した動画を mov や mp4 に変換すること無く、元データのままでも再生できます。何より無料ですしね。
「 iMovie はやれることが多すぎてちょっと難しい・・・」、「 Mac を使い始めたばかりでまだよくわからない」と言った方には、 Windows ライクで絶妙に分かりやすい、 PlayMemories Home 。
一度試しに使ってみても良いかもしれません。
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公式のサポート情報はこちらから!
画像管理ソフトウェア PlayMemories Home サポート(公式ページへジャンプします)